徳島大学 地域から世界の課題解決へ 未来志向で共創・実践を促す
自主と自律の精神に基づき、真理の探究と知の創造に邁進する徳島大学。地域特性を活かしながらも、世界に開かれた大学として、さらなる飛躍を目指す。教育研究の強化や産官学連携および地域連携の展開について、2022年から同大を牽引する河村保彦学長に聞いた。
創造・自主・共創を理念に
イノベーションの力を育む
河村 保彦
──未来を切り拓く人材育成に向け、どのような教育に力を入れていますか。
本学は2023年、「INDIGO(インディゴ)宣言」を策定しました。日本の伝統色として、さらに「JAPAN BLUE」として世界にも知られる藍は、徳島を代表する産業です。その藍の英語であるINDIGOの各文字に、Integrity(誠実さ)、Noble and Novel(高潔さと斬新さ)、Dynamism and Diversity(活力と多様性)、Inclusive(寛容)、Global(世界へ発信)、Open(開かれた徳島大学)という本学のあるべき姿を象徴する6つのキーワードを込めました。教育においても、…
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