追手門学院大学、ペンシルバニア大学などへの「オンライン留学」を拡充

追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅 正宏)は、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」にも選定された「OIDAI DX推進計画」の一環として、「オンライン留学」を正規科目として拡充することを発表した。

同大はこのほど、米国屈指の名門私立大学連合であるアイビー・リーグの1校であるペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)、College of Liberal and Professional Studies(Penn LPS)と「Online Learning」(以下、「Penn LPS Online」)に関する協定を、全国で初めて締結した。

本協定により、学生は渡航しなくても「Penn LPS」が開講する約100の人文・社会学系の正規科目の中から選択履修し、単位認定を受けることができる。認定される単位数の上限は10~20単位程度として検討されており、受講できる学生の対象も、同大が2022年4月に開設する国際学部の学生をはじめ、他学部にも広げていく予定。

また、単位認定を受けた分野の学修履歴に応じて世界共通でその能力を認定する、国際技術標準規格で規定された「デジタル・バッチ」の発行や、社会人・企業人向けのリカレント教育で「Penn LPS Online」を提供する仕組みの構築を目指すとしている。

同大では、本協定のほかにカリフォルニア大学バークレー校のサマーセッションや、ハワイ大学マノア校アウトリーチ・カレッジ/サマーセッションとも「オンライン留学」に関する協定を締結しており、同様の取り組みを展開することで教育DXを推進していくとしている。

22.1.24news1

ペンシルバニア大学 College of Liberal & Professional Studies(学校法人追手門学院プレスリリースより)