神戸市 物価高騰対策に関する若手研究者の研究活動経費を助成

神戸市は、2月10日から、【若手研究者への研究活動経費助成制度】大学発アーバンイノベーション神戸(物価高騰等対策)研究公募の緊急募集を開始した。 

神戸市では、同市が抱える行政課題や地域課題の解決に向けた大学等の若手研究者の独創的な学術研究活動の支援を通じて「知の拠点」「人材育成の拠点」である大学を核とする産官学共創と地域連携のエコシステムの醸成、神戸の未来社会の変革を担う高度人材の育成、発掘、循環の枠組みづくりを推進している。 

今回、緊急募集する調査研究は、原油等のエネルギー価格や様々な原材料、資材価格の高騰を中心とする物価の高騰が、地域経済、とりわけ中小事業者の経営環境や市民生活に大きな影響を及ぼしており、脱炭素化などを含む中長期の物価高騰への対応策や物価高騰に直面している生活困窮者の実態調査分析、その効果的な支援策、更には物価高騰による市民生活への影響とその軽減策に関連する幅広い調査研究を求めている。

助成対象は、日本国内に本部を有する大学等に所属する若手研究者で、助成金額は上限500万円/件、助成期間は対象認定後から令和5年度末まで、採択件数は約8件程度としている。募集の締切は3月17日(金曜)17時。募集概要の詳細はこちらから

23.2.17news1