キヤノンMJ、サイバーセキュリティ人材の育成で都立産技高専と協定締結

キヤノンマーケティングジャパングループ(キヤノンMJグループ)は、2月20日に東京都立産業技術高等専門学校(校長:吉澤 昌純、以下 都立産技高専)との産学連携協定を締結し、サイバーセキュリティ人材育成の取り組みを開始することを発表した。

デジタル化の進展によりサイバーセキュリティの重要性はより一層高まっているが、それを担うセキュリティ人材が不足しており、人材育成は喫緊の課題となっている。

このたびキヤノンMJグループは、ITセキュリティ事業で培った高度な技術や知見、セキュリティ人材育成のノウハウを用いて都立産技高専と連携することで、人材育成のスキーム構築や学生のキャリア形成などに活かす取り組みを開始する。

具体的には、キヤノンMJグループにおいてマルウェア解析やサイバーセキュリティ関連技術の研究、調査を行う専門組織「サイバーセキュリティラボ」が主体となり、情報セキュリティ技術者やICTアーキテクト、情報アーキテクトなどの育成を中心に実施する。

同社では、これまで事業で培ってきた高い技術と知見をもとにした支援を行うことで、社会で活躍できる実践的な力を持った人材の育成と輩出に貢献するとしている。

23.2.21news2

2022年10月に行われた特別講義の様子(キヤノンMJのプレスリリースより)