国際的ランキング「働きがいのある会社」の日本版発表

2月8日、国際的ランキング「働きがいのある会社」(Great Place To Work)の日本版が発表された。
「働きがいのある会社」は、Great Place To Work Instituteが世界約150か国で実施している調査。「働きがいがある」とは、労使間に信頼関係があり、社員一人ひとりの能力が最大限に生かされており、優れた価値観(バリュー)やリーダーシップが存在し、イノベーションを通じて財務的な成長が実現されていること。Great Place To Work Instituteは世界共通のアンケートを通じてそのような会社を特定し、上位100社を年に1度、有力なメディアを通じて発表している。米国版は、毎年1月に『フォーチュン』誌上に発表され、ここに名を連ねることが一流企業の証とされている。
日本版は、Great Place To Work Institute よりライセンスを受けた「株式会社働きがいのある会社研究所」が実施している。ランキングはエントリー方式で、25名以上の法人が参加可能。参加企業に従業員向けと法人向けの2種類のアンケート(世界共通)を実施。株式会社働きがいのある会社研究所と外部有識者からなる委員会がその結果を精査・点数化し、一定レベルを超えた会社を、「働きがい認定企業」として月に1度発表している。さらに、認定企業のうち特に働きがいの水準が高い上位100社を「働きがいのある会社」ランキング ベスト100として年に1度、企業規模別に発表している。
過去最高の653社がエントリーした2024年版では、規模ごとのベスト3は以下のような結果となった。

<大規模部門(1,000名以上)> 
第1位 シスコシステムズ
第2位 DHLジャパン
第3位 アメリカン・エキスプレス

<中規模部門(100~999名)>
第1位 コンカー
第2位 アチーブメント
第3位 Box Japan

<小規模部門(25~99名)>
第1位 あつまる
第2位 ミクセル
第3位 All Ads

ランキングの詳細は以下から見ることができる。
https://hatarakigai.info/news/2024/0208_3333.html