「感情」と「楽しさ」を起点に 対話・表現活動を活性化する

中学校の新学習指導要領では、英語はオールイングリッシュで行うことが基本になり、対話的な活動や、学習した語彙・表現を実際に活用する言語活動が重視されるようになる。東京学芸大学附属世田谷中学校では、こうした表現活動の指導で様々な工夫がなされている。

「マッピング」を活用し、即興で話す力を育てる

菊池 智美

菊池智美 東京学芸大学附属世田谷中学校 英語科教諭

2021年度から中学校で全面実施される新学習指導要領の外国語(英語)教育では、英語4技能について5つの領域(聞くこと、読むこと、話すこと[やり取り]、話すこと[発表]、書くこと)ごとに到達目標が示された。「話すこと」では特に…

(※全文:2143文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。