三井不動産、富山大学が共同研究を深化 アート&デザインの新拠点を開設

三井不動産株式会社と国立大学法人富山大学は、「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」(以下、「MOP北陸小矢部」)内に、デザインワークショップやギャラリーを展開するアート&デザイン コミュニティスペース「Meets GEIBUN」を8月3日にオープンする。

同スペースを活用した学生作品の展示やデザインワークショップの開催等により、商業施設内のパブリックスペースを通じて、アート&デザインの観点から地域における魅力的な場づくりと文化創造の活性化を目指す。なお、今年度は、「アート&デザインによる魅力の場創りと文化創造活性化の研究」と題した共同研究を行う。

三井不動産と富山大学は、2018年からMOP北陸小矢部において連携した取り組みを開始し、2019年に組織的連携協力協定を締結、MOP北陸小矢部において地域の発展、および活性化を目的とした共同研究・調査を行っている。これまでに計4名の教授・准教授が、学生と共に実証実験や研究発表を実施してきた。

今回、さらなる連携強化とともに、より地域にひらいた魅力的な場づくりをしたいという思いから、年間を通じて様々な研究・イベントを行うことができるアート&デザイン コミュニティスペース「Meets GEIBUN」をMOP北陸小矢部内にオープンする運びとなった。本企画推進にあたっては、富山大学芸術文化学部の内田和美教授、渡邉雅志准教授がコーディネートおよび監修を担当している。

2021年度の共同研究内容(予定)として、三井不動産と富山大学芸術文化学部は、1年間を通じて「アート&デザインによる魅力の場創りと文化創造活性化の研究」と題した共同研究を行う。富山大学芸術文化学部の専門領域の教員・学生による公開授業、作品展示およびワークショップ等の開催を実施する予定だ。

21.7.27news3

三井アウトレットパーク 北陸小矢部 外観