駿台、atama plusと資本業務提携を締結

学校法人駿河台学園(以下、駿台)は4月5日、AI教材「atama+(アタマプラス)」を提供するatama plus株式会社の株式の35.5%を取得し、資本業務提携を締結した。

atama plusは「atama+」を全国の塾・予備校3,500教室以上(2023年7月現在)に提供。2023年からはAI教材による個別最適な学習と、担任による学習計画・相談を組み合わせた中高生・既卒生向け学習塾「atama+ オンライン塾」も運営している。

一方、駿台は学力や志望校に応じて個別最適化された学びを実現すべく、この数年、学習コンテンツのDXに取り組んでおり、その一環としてatama+を導入。授業と連動させながら使用している。これまで弱点となっていた中下位層の生徒の学力向上に大きな効果があったことから、今回の資本業務提携に至った。

提携の第一弾として、「atama+ オンライン塾」を本格展開する。駿台の教育ノウハウを活かして、学習コンテンツの拡充や進路相談などサポート体制の強化を行い、AIと人の力を組み合わせた新しい学び方を拡大していくとしている。