ミドルシニアが目指すべき「ライフプレナー」 自らの人生の開拓者に
現在、多くのミドルシニアがキャリアの危機に直面している。ニューホライズンコレクティブは「ライフプレナー」という人材像を提唱し、その実現に向けた学びと仲間づくり、出番の機会を提供。同社代表の野澤友宏氏に、ミドルシニアが取り組むべきキャリア開拓について話を聞いた。
ミドルシニアが直面する
キャリア停滞の危機
野澤 友宏
ニューホライズンコレクティブ合同会社 代表
栃木県出身、1999年、電通に入社。コピーライター・CMプランナーを経て、2014年よりクリエイティブディレクターに就任。ユニクロ、ガスト、三菱地所、ナビタイム、リクルートなどを担当し、多くの話題作を手がける。2018年より、Human Resource Management Directorとして人事局のクリエイティブなどをサポートし、人事施策・後進育成にも広く貢献。2020年12月に電通を退職し、ニューホライズンコレクティブ合同会社の代表に就任。共著に『これからのキャリア開拓―ミドルシニア期に価値を創るライフプレナー』。
── ドルシニアの活躍促進に向けて、現状の課題をどのように見ていますか。
大企業に在籍するミドルシニア世代とお話しすると、共通の悩みを抱えています。将来が不安だが何をしていいのかわからない、相談できる人がいない、独立なんてとても考えられないという声をよく聞きます。
メディアを見ても、ミドルシニアに対しては「あれも足りない、これも足りない」という論調ばかりです。AI時代にもかかわらず、ミドルシニアはデジタルリテラシーが足りない、将来に備える必要があるのに貯蓄が足りないなどと、とにかく「足りない」ことばかりが強調される。そのため、これまで身につけてきた知見や経験が無価値のように思えて、どんどん自信をなくしてしまう。
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