自律型人材の持続的な輩出を目指し 「若手社員の変革」に挑む

三菱ガス化学は2024年から「若手社員の変革」に取り組み始めている。従来から「自律的な人材」の持続的な輩出を大切にして育成を行ってきたが、現在はさまざまな観点から育成が困難になっていることを実感。その背景や実際の取り組み、効果について、同社の自閑大輔氏に話を聞いた。

自律的な人材の輩出に
実感した課題

自閑 大輔

自閑 大輔

三菱ガス化学株式会社
総務人事部 D&I推進グループ 主査
2006年に新卒で三菱ガス化学株式会社入社。工場総務や、石油化学製品を取り扱う事業部門にて事業管理および国内・海外営業に従事した後、2013年に人事に異動し、労政、組合対応、採用等を経験。2021年10月より現部署にて組織・人材開発を担当、創立50周年記念事業として行ったイノベーションセンターMGC Commonsの企画・建設・運営にも携わる。

三菱ガス化学は、人材育成において価値創造の最も重要な資本に「人」を位置づけ、「自律的で意欲にみちた従業員」「あたたかい感性豊かな従業員」「仕事を通じて考え、学ぶ従業員」の3つを求める人物像として掲げている。

育成施策の特徴は、戦略的なジョブローテーションを通じて、事業の中核を担う「KEY人材」を持続的に輩出することへの取り組みだ。KEY人材とは、環境変化に対応し、各部門を牽引する、マネジメント人材、または高度専門人材を指す。将来のキャリアや適性を見極めながら、様々な部署や職種を横断的に経験することで、新たな知識やスキル、人脈を身につけ、育成する方針を掲げる。

(※全文:2621文字 画像:あり)

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