東京工業大学と東京医科歯科大学が統合に向けた基本合意書を締結

国立大学法人 東京医科歯科大学(学長:田中雄二郎)と、国立大学法人 東京工業大学(学長:益一哉)は、両法人並びに両法人がそれぞれ設置する東京医科歯科大学と東京工業大学を統合し、1法人1大学とすることについて合意に達し、10月14日に基本合意書を締結した。 

統合の背景には、地球環境問題、新興・再興感染症、少子高齢社会などの新たな地球規模の課題を解決するために、両大学が積み上げてきた理工学、医歯学に関する数々の実績と知を結集することで、社会に貢献できる大学へとさらに進化できるという共通認識があるとしている。

新大学の目指す姿としては、1.両大学の尖った研究をさらに推進、2. 部局等を超えて連携協働し「コンバージェンス・サイエンス」を展開、3. 総合知に基づき未来を切り拓く高度専門人材を輩出、4. イノベーションを生み出す多様性、包摂性、公平性を持つ文化、の4つを掲げている。なお、統合法人・新大学の名称やガバナンスについては、両大学合同の統合準備委員会(委員長は両大学学長が共同で務める)を設置し、協議決定していく予定としている。

22.10.17news1

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