新人・若手社員の「OJT」に関する調査結果を公表 JMAM

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は9月7日、「新人・若手社員のOJTに関するアンケート」を実施し、その結果を公表した。

同調査の結果によると、「新人・若手社員にOJTを行っていますか」という問に対して、新入社員に対して90.5%、2年目社員に対して63.7%、3年目社員に対しては55.4%の回答者が「OJTを行っている」と回答。多くの企業で新人・若手社員の育成に導入されているOJTだが、一方で、9割もの回答者が「課題がある」と感じていることが明らかとなった。

また、「OJTにどのような課題があると感じていますか」という問に対しては、「指導側に余裕(時間)がない」が最も多く(64.7%)、「指導にバラツキがある」(63.6%)、「指導側の意識や能力が不足している」(42.0%)が続き、主に「指導者側」に課題があることが明らかとなった。また、「職場内に育てる文化が根付いていない」(39.9%)、「在宅勤務などが増え、新人の状態を把握できていない」(19.2%)などは、テレワークが増えたことで、一層、課題感が増していることが予想されるとしている。

同調査は、2022年7月8日~15日に実施、新入社員・若手社員の育成施策担当者1,000名から回答を得たもの。詳細は下記で確認できる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000082530.html

22.9.8news2

「Q. 貴社では、新人・若手社員のOJTに課題があると感じていますか。」(画像はプレスリリースから)