超教育協会、GIGAスクールワーキンググループを発足

一般社団法人超教育協会(会長:小宮山宏 三菱総合研究所理事長/東京大学第28代総長、理事長:石戸奈々子 慶應義塾大学教授)は8月3日、GIGAスクール情報端末更新問題に対処し、GIGAスクール構想を継続・発展していくために、「GIGAスクールワーキンググループ」を発足したことを発表した。

超教育協会は、IT教育のインフラ整備と、先端的なAI・IoT教育の開発などを推進し、従来の学校の枠を取り払った学びの場「超教育」を構想する試みだ。これまでにデジタル人材育成・ICT教育に関する提言やイベントの開催を行っている。

政府のGIGAスクール構想実施から3年目を迎えている中で、超教育協会では、来年度から始まる各市区町村での情報端末更新に向け、その予算措置が大きな課題と考えている。GIGAスクール構想の成果や今後への期待・必要性の理解を深め、Next GIGAスクール構想の実現に全力を傾注していくことが不可欠であるとしている。

GIGAスクールワーキンググループは、座長に鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院 教授)が就任。取り組みの第一弾として、全国の市区町村の首長・教育長と超党派議連との意見交換会を設定する。この意見交換会を通じて、多様な立場の意見を吟味し、実効性のある施策の策定に向けて前進していくとしている。

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一般社団法人超教育協会・プレスリリースより。