企業変革の起点は経営者にあり 経営者向けリカレントプログラム

政府の「骨太の方針2024」では、経営者向けリスキリングを推進し、2029年までに5,000人受講という目標が明記された。社会人から経営層に対象を拡大し、経営効率化と人材育成を加速、生産性向上・賃金上昇を図る狙いだ。今秋、信州大学でも経営者向けプログラムが始動する。

共育、学生と社会人が繋がる
学びのプラットフォームを構築

矢野 俊介

矢野 俊介

信州大学
キャリア教育・サポートセンター 特任教授
マツダにてマーケティング等の業務に従事後、リクルートキャリアで経営企画、事業開発など企画部門長や新卒採用領域の新規事業開発責任者を務める。2015年より日本人材機構にて社長室長等を務め、地域企業向け伴走型支援サービス、都市部人材向けの啓蒙メディア、地域大学連携事業などさまざまなサービスの開発・構築を担当。2020年より「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(COC+R)」選定委員、2021年より信州大学特任教授。

信州大学は、文部科学省の令和5年度「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」に採択。同事業の支援を受け、企業内リカレント教育を促進するためのプラットフォーム「円陣」を立ち上げ、「経営者向けリカレントプログラム」を9月から開講した。

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