武蔵美がLIFULL等と産学連携、日本橋の課題解決を目指す

武蔵野美術大学、一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント、株式会社LIFULL、株式会社コンセント、サントリーウエルネス株式会社は、地域の課題と企業のミッションを実現する産官学プロジェクトを実施する。このプロジェクトは新たにサントリーウエルネスを迎え、昨年度に続き実施するものだ。

今回の産官学プロジェクトでは、古くからの街並みと現代的なマンションが共存する日本橋浜町をフィールドにして、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を手がけるLIFULL、サービスデザインを手がけるコンセント、健食・健康事業を手がけるサントリーウエルネスと共に、地域の課題解決と企業のミッションを実現するプロジェクトを実施する。

武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科(CI学科)および大学院造形構想研究科造形構想専攻クリエイティブリーダーシップコース(CLコース)の学生が、日本橋浜町の企業や町会、商店会、地主などが所属する浜町エリアマネジメントの協力の下に、現地でのインタビューや観察調査を行いながら、連携組織の人々と共に課題を定義し、そこに対して解決策をプロトタイピングしていくサービスデザインプロジェクトに参加する。

CI学科およびCLコースは、美術・デザインを学ぶことで身につく力、創造的思考力を持って、社会の中で実践的に学ぶことを目的として、2019年に開設された。CI学科の学生は、入学後2年間、本学鷹の台キャンパスで美術・デザインの基礎、フィールドリサーチ、イノベーションに関する歴史的背景を学ぶ。3年次からは、市ヶ谷キャンパスで、提携企業・自治体と社会課題解決型プロジェクトを共創していく。今回のプロジェクトを含め、企業や自治体等と連携し、持続可能な未来社会について、様々な分野の専門家と対話しながら、実社会における様々な問題に取り組んでいる。

22.9.6news2

武蔵野美術大学・プレスリリースより