慶應FinTEKセンター 大学生向けデータサイエンス講座を無償提供

慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター(以下、FinTEKセンター)は10月11日、全国の大学生に向けた産学連携のデータサイエンス基礎講座(オンライン)を無償で提供することを発表した。業界トップ企業8社による、就職活動や学びの支援も実現する。 

昨今、教育機関にはDX人材の輩出が強く求められており、統計学の理論的な知識、コーディング力、さらには課題発見力、分析結果のビジネスへの応用力まで、様々なスキルを統合した人材の育成が急務となっている。 

同講座は、初学者でも体系的にかつ実践的にデータサイエンスの基礎を学べるように、LMS(ラーニングマネジメントシステム)を活用して構成されたオンライン講座で、合計3か月半のプログラム。各フェーズではサポーター企業のビジネス実データを扱い、ビジネスに不可欠で汎用的な能力も養うことができる。

サポーター企業は、SMBC日興証券、コクヨ、住友生命保険相互会社、損害保険ジャパン、Too、みずほリサーチ&テクノロジーズ、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行の8社。住友生命保険相互会社は成績優秀者に特別な選考ステップを提供予定、三井住友信託銀行は特別セミナーへの招待、みずほリサーチ&テクノロジーズは座談会イベント参加枠を用意している。 

対象は全国の大学生で、学部・学年は問わない(最大3,000名)。応募期間は10月11日~31日で、講座期間は2021年11月6日~2022年2月19日の予定。

21.10.12news1