公立小中学校へのナッジ理論を活用した「省エネ教育プログラム」を実施

東京ガス株式会社は7月28日、秦野市公立小中学校の計4校にナッジ理論を活用した「省エネ教育プログラム」を実施することを発表した。

同プログラムは、東京ガス都市生活研究所と株式会社住環境計画研究所が2017年度から2020年度の環境省の実証事業で開発したもので、実施することで家庭のCO2排出量を約5%削減することを確認している。 

今回の取組みは、秦野市および秦野ガス株式会社と2021年11月に締結した「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」に基づくもので、東京ガスが秦野市の教員向けに指導者養成講座を開催し、同講座を受講した教員が生徒に同プログラムの授業を行う。同社は、今後も政府や自治体と連携し、省エネ教育の普及や環境意識の向上等により、CO2排出量削減に貢献していく、としている。

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