領域を横断し「新たな教育」を探究 地域全体で教育を担う社会へ

岐阜県飛騨市を拠点に2019年4月に設立されたEdoは、学校の探究授業の設計や探究スクール「Edo New School」の運営、自治体の教育ビジョン策定、企業研修など様々な事業を展開。教育に関わる多様な課題にアプローチし、「人が育つ地域をつくる」ことをビジョンに掲げる。

人口減少社会における
新たな教育を地域で実践

関口 祐太

関口 祐太

株式会社Edo 代表取締役
1982年、岐阜県飛騨市生まれ。実家が学校教材販売業を営んでいたため、家業を手伝い、自然と家業を継ぐことを考えるように。大学では経営を学び、Uターンし家業を継承。2014年よりコーチングを学び、経営者やリーダーに向けたコーチング事業を開始。同時に高校生の探究学習の支援にも携わるようになり、「人の成長に関わる喜び」を知る。地方の教育現場に貢献すべく、2019年に株式会社Edoを創業。チームフロー認定プロコーチ。

Edo(エドゥ)の代表・関口祐太氏の実家は学校教材販売業を営み、幼い頃から地方の教育現場は身近な存在だった。大学を卒業後は迷わず家業を継いだが、教材販売業を経営しながらコーチングの技術を習得し、プロコーチとしても活動した。企業研修の講師を務めているうちに、地元の学校から職員研修を依頼されるようになり、キャリア教育コーディネーターとして学校教育に関わったことが、地方の教育の未来を改めて考えるきっかけになった。

「これまで教育は、主に学校が担ってきました。しかし人口減少社会における教育は、『学校が担うもの』から『社会全体で担うもの』へと変わらなければなりません。これからの時代、…

(※全文:2642文字 画像:あり)

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