オルタナティブスクールを開校 新たなモデルで「学びの選択肢」を広げる

NPO法人スマイルバトンは2025年4月、岐阜市において、不登校状態にある子どもを対象にしたオルタナティブスクール「学藝の森CoE」を開校した。保護者の経済負担を抑えて通いやすくし、新たな「学びの選択肢」を提供。そのモデルを全国へと広げることを目指している。

教育を探究するコミュニティ
「先生の学校」を運営

三原 菜央

三原 菜央

NPO法人スマイルバトン 代表理事
1984年岐阜県出身。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。2016年9月、「先生の学校」を設立。2020年3月にボーダレス・ジャパンに参画し、株式会社スマイルバトンを創業。2024年10月、NPO法人スマイルバトンを創業し、2025年4月に岐阜市でオルタナティブスクール「学藝の森CoE」を開校。

専門学校や大学で教員を務めた後、民間企業でキャリアを積んだ三原菜央氏は2016年、「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」というミッションを掲げた教育メディアコミュニティ「先生の学校」を立ち上げた。

「先生方が学校外の人たちとも交流し、新たな視点を取り入れることで、子どもたちへの教育がより豊かになると考えました。先生が学び合い、仲間を得ることは、学校現場へのエンパワーメントとなり、そして子どもたちのエンパワーメントにつながります」

「先生の学校」は任意団体として始まったが、…

(※全文:2634文字 画像:あり)

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