「働きがいのある会社」ベスト100、1位はシスコシステムズ

Great Place to Work® Institute(GPTW)は世界約100ヵ国で、「働きがい」に関する調査・分析を行い、一定の水準に達していると認められた会社や組織のランキングを発表している。日本における「働きがいのある会社」ランキング ベスト100(2023年版)を2月9日に発表した。

大規模部門(1000人以上)では、1位はシスコシステムズ(以下シスコ)、2位はセールスフォース・ジャパン、3位はDHLジャパン。中規模部門(100~999人)では、1位はコンカー、2位はアチーブメント、3位はCKサンエツとなった。小規模部門(25~99人)では、1位はあつまる、2位は現場サポート、3位はバーテックとなっている。

シスコが第1位に選出されたのは、2018年、2021年に続き、今回が3回目。GPTWジャパンが実施した調査は、企業文化や風土づくりに関する会社への調査と従業員向けのアンケートで構成され、これらの調査のスコアシート、ベンチマークレポート、アンケート等の結果を点数化し、ランキング企業を選出している。「働きがいのある会社」と評価された企業は、優良企業としてグローバルで高い評価を得ている。

シスコでは早くから、社員の生産性と満足度向上のため、最新のコラボレーションテクノロジーを導入しながら、「働き方改革」を推進してきた。さらに、インクルージョン&コラボレーション(ダイバーシティ)の活動を強化し、社員一人ひとりの多様性の尊重と受容を重要な経営戦略として位置づけてきた。

特にこの数年は、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、社員や家族の安全と健康を最優先と位置づけ、いち早い完全在宅勤務の実施、そしてハイブリッドワークへの移行を進めるなかで、社員とその家族を招いたオンラインによるコミュニティイベントをはじめ様々な取り組みに着手することで、社員とのつながりを高めてきたという。

23.2.10news2

画像はイメージ
Photo by yellowhuguri,Pixabay