「あいちスタートアップスクール」開催 小学生たちが起業を学ぶ

愛知県内に在学、在住の小中高生を対象に起業家教育プログラムを実施する「あいちスタートアップスクール」は、8月20日・21日に小学生を対象としたプログラムを開催した。

あいちスタートアップスクールが実施する起業家教育プログラムは、社長を目指すだけではなく、自分の得意なことを生かしたり、身近な課題を解決する力をつけるなど、将来の選択肢を広げ、様々なフィールドで活躍できる人材になることを目指すプログラム。今回のプログラムは、愛知県内の5カ所で行われ、このうち常滑市のAichi Sky Expoでは、小学生11人が「暮らしに役立つロボット」をテーマに起業を学んだ。参加した子ども達は、様々なアイデアを出したうえで、ロボット製作に必要な予算の計算や収益計画などを考え、ポスターにまとめて発表した。 

プログラムの講師を務めた丹治大佑氏(一般社団法人ビジネス・ローンチアウト シニアアソシエイト、事業構想修士)は、事業構想大学院大学の修了生。地域コーディネーターとして、中心的な役割を担い、合計8名の同大学院大学の修了生が講師、投資家役、メンター、会場サポートなどの役で子ども達とともに新しいアイデア創出に関与した。

あいちスタートアップスクールの中学生向けプログラムと高校生向け・基礎プログラムは7月と8月に開催済みで、12月には、高校生向け・応用編プログラムを予定している。Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されたプログラムに参加した本多彩音さん(中1)は「みんなと会社を作って得意なところを生かし合いながら、社会課題を解決するアイデアを考えるのが楽しかったです」とコメント。なお、事務局は角川アスキー総合研究所、プログラム監修はセルフウイングが実施した。「あいちスタートアップスクール」の詳細は下記で確認できる。

https://aichi-startup-school.jp/

22.8.26news1

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