令和5年度「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」公募 文科省

文部科学省は4月13日、令和5年度「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」の2次公募を開始した。

同事業は、教師が自ら学び続ける強い意志を備え、教師が備えるべき資質能力を教職生涯にわたって向上させていくことができるよう、大学、教育委員会、民間教育事業者等へ委託を行い、新たな社会に求められる資質能力を有する教師の養成に資する先導的な教職科目の開発、多様な人材の活用や教員採用等に関する近年の課題への対応、時代の変化等に応じて必要な教師の資質能力の育成に資する効果的な研修等に関する研究、現職教員の新たな免許状取得の促進等について、教師の養成・採用・研修を通じた一体的な改革に資する取組を推進するもの。 

同事業では以下のテーマについて調査研究を行うものとし、今回の公募(2次公募)では(1)のテーマ1、2、3、4について公募を行うとしている。詳細はURLから。
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00297.html 

【テーマ】
(1)高い資質能力を有する教師の確保に関する調査研究
1新たな教育課題に対応できる教員の養成モデル及び学び続ける教師を支えるモデルの開発
2英語教師を目指す学生を対象とした海外留学を含む教員養成プログラムの開発
3理論と実践の往還を通じた教育実習等の在り方に関する研究
4教師不足を含む教師の人材確保に関する近年の課題への対応

 1教員採用選考試験の複数回実施に向けた試験問題の開発
 2『教師の仕事』発信の取組支援

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