学習塾など生活サービスの安全基準を策定へ 日本環境衛生安全機構が設立
学習塾、飲食店、介護施設、病院、交通機関などの生活サービス事業を営む施設での感染症対策、安全環境の基準・指標(ガイドライン)の策定や普及・啓発活動に取り組む「一般社団法人 日本環境衛生安全機構」が7月7日に設立された。
新型コロナウイルス感染症の拡大以降、「新たな生活様式」でウイルスとの共生・共存が求められる中で、学習塾など生活サービス事業者にも感染症対策が強く求められる。同団体は行政機関・自治体等と連携しながら衛生環境及び安全環境の評価基準を策定するとともに、継続的に衛生管理等を遵守する施設を認定する「清潔保証マーク」事業や、衛生管理等の人材育成事業にも取り組む方針。
団体理事長にはシェフでウォーターマーク社長の山下春幸氏が就任。医療法人理事長や大学医学部教授らが理事や監修として参加する。7月20日に設立総会を開催する。
団体の概要や活動については公式ホームページから閲覧可能。
日本環境衛生安全機構の団体概念図