Schoo 企業の教育事業立ち上げ支援を開始、第1弾はファシロの宅建講座
教育テックスタートアップのSchoo(スクー、東京都渋谷区)は2026年9月10日、データ活用型の学習管理システム(LMS)「Schoo Swing」を基盤に、企業・団体が教育事業を立ち上げる際の支援を開始したと発表した。講義コンテンツの制作から配信環境の構築、運営の改善までを一貫して担う。
背景には、市場環境が急速に変化するなかで、ビジネスパーソンに求められるスキルが多岐にわたっている状況がある。各業界の専門知を持つ企業や団体が、その知見を学びとして提供することは新たな学習機会の創出につながる。一方で、講義コンテンツの制作や配信環境の構築など、準備すべき事項は少なくないという。
今回提供する教育事業立ち上げ支援サービスは、3つの柱で構成する。1つ目はプラットフォームの提供で、「Schoo Swing」により講座の管理と学習データの可視化を可能にする。2つ目は講義動画の制作支援で、同社がこれまでに手掛けた9000本以上の授業制作のノウハウを生かす。3つ目は立ち上げから運営・改善までの伴走支援である。
同社は同サービスの第1弾として、不動産DXソリューションを手掛けるファシロ(東京都中央区)と連携し、「宅建講座 直前対策」を2026年9月10日に開講した。10月18日に実施される宅地建物取引士資格試験の受験者を想定した内容で、オンデマンド形式で配信する。全5回・各回約30分の構成で、それぞれに確認テストを備える。受講料は無料で、受講対象は限定していない。講師は、明海大学元教授で『スッキリわかる宅建士』の著者である中村喜久夫氏が務める。申し込みはファシロの特設ページで受け付けている。
Schooは2011年設立の、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めるスタートアップ。オンライン生放送学習コミュニティ「Schoo for Personal」は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会⼈が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした放送授業を毎⽇無料提供。法⼈向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する「Schoo for Business」を提供している。