1人1台端末のCBT活用へ、スプリックスと板橋区教委が協定

株式会社スプリックス(本部:東京都豊島区)は、東京都板橋区教育委員会と、「1人1台端末」のCBT(Computer Based Testing)活用に関する協定を締結した。基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBTを学校向けにパッケージ化した『CBT for school』を提供し、板橋区における児童生徒の基礎学力の育成や主体的・対話的で深い学びの充実並びに教育振興にも貢献していく。

今回の協定締結の背景として、2021年9月、板橋区内の中学校において、基礎学力に特化して評価するCBT「TOFAS」を試行。その結果、生徒からは「紙のテストよりも楽でやりやすかった」、教員からは「問題作成や採点の負担が削減され、業務軽減につながる」との声が寄せられた。

また、板橋区教育委員会・中川修一教育長からは「TOFASはアセスメントがデータ化された状態ですぐにフィードバックされる。定点観測することで、子どもたちの学びに向かう力にもつながる」との評価を得て、公教育におけるCBT活用の端緒となった。こうした取組みを背景に、「1人1台端末」のCBT活用に関する協定の締結に至った。

今回の協定は、スプリックスと板橋区が相互に協力し合い、『CBT for school』の利用を通じて、板橋区における児童生徒の基礎学力の育成や主体的・対話的で深い学びの充実並びに教育振興に寄与することを目的としている。その目的を達成するため、下記の事項について連携及び協力をしていく。

・『CBT for school』の利用による「1人1台端末」の活用
・『CBT for school』の利用による児童生徒の学力向上に関する研究及び検証
・『CBT for school』の利用による教員の作業負担軽減に関する研究及び検証

22.9.20news2

株式会社スプリックス・プレスリリースより