「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」を発足、事業構想大

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(学長:田中里沙)は4月11日、奈良市(市長:仲川げん)ならびに大和ハウス工業株式会社(社長:芳井敬一)との共同プロジェクトとして「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」の発足を発表した。 

奈良市と大和ハウス工業は、昨年8月に締結した包括連携協定に基づき、地域課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた取組の一環として、同大学院大学を含めた三者による共同プロジェクト「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」の発足に至った。

「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」では、公募から参画した研究員が、新たな事業構想計画を構築する9か月の研究会。大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会を『共創』」を踏まえ、奈良市の地域課題解決や、社会の新たな価値創造を目指す。 

大阪・関西万博開催までの3年間にわたって実施するもので、現在、第1期生の募集を開始。参加費は無料(交通費等の実費は自己負担・PC持参)で、20名程度(選考あり。9割以上の日程の出席が条件)を予定している。なお、同プロジェクト研究は、大和ハウス工業株式会社から奈良市へ寄付された「企業版ふるさと納税」を財源として開催される。

説明会日程は次のとおり。 

4月24日(月)15:00~16:00、18:30~19:30 
会場: 大和ハウスグループ みらい価値共創センター「コトクリエ」+オンライン配信
4月27日(木)13:30~14:30 オンライン配信
5月10日(水)13:30~14:30 オンライン配信

プロジェクト研究の詳細や、説明会の申込はURLから。
https://www.mpd.ac.jp/events/narashipj/

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2023年4月11日、奈良市役所にてプロジェクトの発足を発表。(左から)事業構想大学院大学 学長 田中里沙、奈良市長 仲川げん氏、大和ハウス工業株式会社 常務執行役員 石﨑順子氏。