私立高の放課後学習をDX 受講生の全国模試偏差値が2.2pt向上

大学生メンターによる校内自習室運営で首都圏最大規模の学校数を誇る株式会社トモノカイ(本社:東京都渋谷区)が、SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(本社:東京都新宿区)および株式会社ベネッセコーポレーションと連携し、提供している新しい形の放課後学習支援プログラムが、私立中高一貫校である桜美林高等学校(東京都町田市)に採択された。導入の結果、プログラム受講生の全国模試(ベネッセ総合学力テスト)における偏差値が平均2.2ポイント上昇した。

今回のプログラムでは、ベネッセが提供するアセスメントをもとに、Classi上で学習データを蓄積、個別最適化されたウェブドリル(AIレコメンド演習)を提供。そのデータ、教材を活用しながら、放課後や長期休暇中に開講する校内塾において、トモノカイが派遣する大学生メンターが、50校超の学校で実践されたプログラムの設計運営ノウハウのもと学力層別に合わせた指導を行った。

その結果、通常成績が下降しがちな夏から秋にかけての全国模試において、全体の底上げが実現。2022年11月に実施した全国模試(ベネッセ総合学力テスト)では、偏差値平均が40.8から43と2.2ポイント上昇した。教員の業務時間を増やさずに学力の底上げを実現しており、先生の働き方改革にも寄与している。

トモノカイは今後、同サービスの全国展開に向けて、トモノカイの大学生メンターを自習室に直接派遣するだけではなく、オンラインで指導できる体制構築を目指している。

23.3.1news2

株式会社トモノカイ・プレスリリースより