JR西日本、新たな人材プラットフォームサービスを開始

JR西日本グループでは、未来社会とその課題を見据え、将来にわたって価値を創造する企業グループへと進化すべく、『中期経営計画2025~ポストコロナへの挑戦~』において「新たな事業の創出」を重点戦略の一つに定め、人、まち、社会のつながりを進化させ、心を動かし、未来を動かすビジネスチャレンジを加速させている。

この取り組みの一環として、JR西日本グループの一員である株式会社JR西日本キャリアは、西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)と共に、新たな人材マッチングのプラットフォームサービス「JOB JOB GO(ジョブジョブゴー)」を2024年5月27日より開始する。

新サービスに取り組む背景として、人口減少等に起因する求人を行う企業等の慢性的な人材不足が社会課題となっている。他方で求職者の働き方は、IT技術の進化や社会制度の変化により、場所や時間から解放され、スキマ時間を利用する等急速に多様化している。

JR西日本がもつ鉄道ネットワーク・グループ共通ポイント「WESTERポイント」と、JR西日本キャリアの豊富な人材プールを活用し、「Moving Work(移動を介して実際に働く場所に向かい、リアルで行う仕事)」と、「Online Work(インターネットを介して「Moving Work」で訪れている場所や自宅等からオンラインで行う仕事)」をかけ合わせて提案することで、『新しい働き方』と『新たな移動』を創出することを通じ、JR西日本グループとして労働力不足という社会課題の解決と地域の活性化を目指している。

JR西日本グループでは、今回、株式会社キャリアとの合弁会社であるJR西日本キャリアを事業主体に据えることで、JR西日本の保有する資産とJR西日本キャリアのもつ人材ビジネスの知見を掛け合わせた新しい価値創出に取り組む。またコーポレートベンチャーキャピタルを担う株式会社JR西日本イノベーションズと共に、事業拡大を見据えグループ内外のパートナーの探索・協業を進める。「JOB JOB GO」では、今後もJR西日本の営業エリアに留まらず、様々なパートナーと共に事業を展開していくとしている。

 

サービスイメージ(JR西日本・プレスリリースより)