コープみらい財団、2026年度「コープみらい奨学生」710人を決定 3学年合計1,721人に年額12万円給付
生活協同組合コープみらいと一般財団法人コープみらい社会活動財団は、2026年度のコープみらい奨学生として新たに710人の給付対象者を決定した。
この制度は、コープみらいの組合員のうち、経済的な負担が大きいひとり親家庭(両親がいない方も含む)で、高等学校・高等専門学校等に在籍する生徒を対象とした、返済不要の奨学金給付事業である。2018年4月の入学生から開始された取り組みであり、社会問題となっている子どもの貧困問題解決の一つとして運営されている。
今期は2026年1月12日から3月31日にかけて募集が行われ、新入生422人と在校生288人の合計710人が新たに採用された。これにより、既存の給付対象者1,011人を合わせた3学年の総数は1,721人に達している。奨学生には年額12万円が最長3年間給付され(3年間給付は新入学生の場合)、高校生活の充実をサポートする仕組みが整えられている。
本事業の大きな特徴は、コープみらいの組合員同士による助け合いで成り立っている点にある。本事業に賛同する組合員に「奨学金応援サポーター」となってもらい、毎月一定金額(一口100円以上)を預かる「奨学金応援サポーター募金」が主な財源である。サポーター登録人数は、2026年3月20日時点で3万1,657人まで拡大した。長期化する物価高で苦労する家庭・学生を支援したいという思いから、登録人数は年々増加している。
2025年度の募金総額は、奨学金応援サポーター募金と、コープデリ宅配のポイントから寄付する「奨学金応援ポイント募金」を合わせ、1億9,562万円となった。なお、募金は奨学金給付のみに充てられ、広報などの諸経費はコープみらい社会活動財団が負担している。