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国内唯一の湖上での宿泊体験学習で、環境に主体的に関わる心を育む

  • 東 文三（滋賀県立びわ湖フローティングスクール 所長）

全国でも類を見ない「船内での湖上宿泊体験学習」を実施している、滋賀県立びわ湖フローティングスクール。滋賀県内の全ての小学5年生が乗船するという、琵琶湖の学習船「うみのこ」での体験とそこから得られる学びについて、びわ湖フローティングスクールの東文三所長に話を聞いた。

全小学5年生が経験する、1泊2日の湖上宿泊学習

東 文三

東 文三

滋賀県立びわ湖フローティングスクール 所長
滋賀大学教育学部卒業。1987年より滋賀県内公立小学校教諭。2000年より3年間、2015年より2年間、びわ湖フローティングスクール勤務。2017年より県内公立小学校教頭、校長を経て、2020年より現職。

豊かな自然に親しみ、友だちや先生と寝食を共にする宿泊体験学習。中でも、全国で唯一の「船内での湖上宿泊体験学習」を実施しているのがびわ湖フローティングスクールだ。

滋賀県では環境教育の大きな柱として、1983年より県内の全小学校・義務教育学校および特別支援学校の小学5年生を対象に「びわ湖フローティングスクール事業」を実施。運営機関であるびわ湖フローティングスクールは、琵琶湖を舞台に学習船「うみのこ」を使った1泊2日の宿泊体験型教育を展開し、環境に主体的に関わる力や、自ら課題を持ち…

（※全文：2009文字　画像：あり）

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