リハビリのプロを育成し、地域共生社会の実現に貢献

学校法人藍野大学は2020年4月、滋賀県下唯一の理学療法士・作業療法士の養成施設である3年制の滋賀医療技術専門学校を、4年制の「びわこリハビリテーション専門職大学」に改組した。その意義と、人材育成の特徴や今後の構想について、山川正信学長に話を聞いた。

専門学校での蓄積をもとに、実践的な専門職業人を育成

──この春から専門職大学を開校されました。まず、設立に至った経緯や背景についてお聞かせください。

山川 正信

山川 正信

びわこリハビリテーション専門職大学
リハビリテーション学部 教授・学長
滋賀医科大学医学部 助手・学内講師、ハワイ大学医学部 客員研究員、大阪教育大学教育学部 教授、大阪教育大学附属池田中学 校長、宝塚大学看護学部 教授・学長を経て、2020年度より現職。

超高齢社会に突入しているなか、医療・介護分野を担う人材の必要性は増す一方です。病院では在院日数が短縮され、高齢者・障がい者も施設での生活から在宅生活への移行が促されるなど、医療・介護の「現場」が地域に広がっているとも言えます。ところが、そうした生活を支えるリハビリテーションの専門職人材は圧倒的に足りません。

滋賀県の地域包括ケアシステムに関する検討会では、医療福祉専門職やリハビリテーション専門職の人材養成機能が重要な課題だという認識が共有されています。具体的には、2025年にはリハビリテーション専門職が3000人…

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