労働市場情報をもつSkyHive社と資本業務提携契約を締結 ベネッセ

ベネッセホールディングスは4月19日、AIを活用したグローバル人材情報ソフトウェア企業SkyHive Technologies Holdings Inc.(SkyHive社)へ1,000万米ドル(約13億円)の出資を行う旨の資本業務提携契約を締結したことを発表した。 

2017年にカナダで創業したSkyHive社は、AIを使って世界最大級のリアルタイムの労働市場情報を保持し、ワンストップでリスキリングを行うことが可能なプラットフォームを保持。カナダ政府やEU、ニューヨーク市など、世界で多くの実績を持つ。

同提携により、ベネッセは日本市場におけるSkyHive社の中心的パートナーとなる。ベネッセは、SkyHive社が持つAI技術を基に、企業に対して従業員のスキルの可視化と分析、リスキリングに適切な学習マネジメント、Udemyをはじめとした学習コンテンツ提供を一気通貫で行うことが可能になり、企業の人的資本経営支援を強化していく方針だ。 

また、SkyHive社が世界で培ったリスキリングによる組織変革の知見を、日本でも活用することが可能となる。ベネッセは、2023年度内にUdemy Business導入企業・検討企業へのサービス提供開始を予定し、SkyHive社との新たなプログラムを開発・展開していくだけでなく、将来的には個人や中小企業、自治体などへの展開も検討していくとしている。

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画像はプレスリリースから。