長崎から新たな「平和学習」を 平和×クリエイティブの可能性
平和学習プログラム「Peace Games」は、楽しみながら平和のために必要なコミュニケーション力や課題解決力を身に付けるツールだ。開発したのは、電通出身で現在は長崎を拠点とする鳥巣智行氏。鳥巣氏は「平和学習」の可能性を広げるべく、新たな挑戦を続けている。
「文化」と「変化」を兼ね備えた
長崎の可能性を引き出す
鳥巣 智行
Betterは長崎を拠点に、地域や社会をより良くするための多彩なプロジェクトを展開する会社だ。事業の1つとして企業向けクリエイティブ研修や人事研修、学校向けの授業やワークショップを手掛け、新しい平和学習プログラム「Peace Games」も開発・提供している。
Better代表の鳥巣智行氏は高校卒業までを長崎で過ごし、大学進学を機に地元を離れ、千葉大学大学院を修了して電通に就職した。電通では社員でありながら個人活動(B面)にも取り組む「電通Bチーム」のメンバーとなり、独自の発想法の開発や教育研修事業に携わった。個人として長崎でのプロジェクトにも従事し、2019年から3年間、長崎市広報戦略アドバイザーを務めた。
「長崎には豊かな文化や歴史があり、2021年には長崎開港450周年を迎えました。一方で長崎では今、新幹線の開業や駅周辺の再整備、…
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