長岡市教育委員会が『CBT for school』採用　スプリックス

株式会社スプリックスは11月29日、公教育機関向けCBT（Computer Based Testing）パッケージ『CBT for school』が、長岡市教育委員会に正式採用されたことを発表した。

GIGAスクール構想によって、1人1台端末が実現した中で、CBT（Computer Based Testing：コンピュータを使った試験方式）の活用が進んでいる。CBTは、紙と鉛筆によるテストでは困難であった、スピーディーな結果のフィードバックや成績分析の容易性が特長。 

同社が開発した小中学校などの公教育機関に向けた『CBT for school』は、①国際基礎学力検定TOFAS（Test of Fundamental Academic Skills）、②単元別テスト、③プログラミング能力検定の３つで構成。児童生徒側だけでなく、作問や採点において教員の負担軽減になること、成績推移の把握や分析が容易となり授業改善が促進されることなど、指導側のメリットが大きいとの声が上がっているという。また、学校現場から集積した声を基にシステムをアップデートしているため、運用に際して教員の負荷とならない点が大きな特長としている。 

長岡市は、ICTを活用した長岡独自の教育体制「Edu-Diver構想」を掲げ、ICTを効果的に取り入れ、「授業イノベーション」を推進することで、一人ひとりの児童生徒に最適な学びを届けることが目的としている。その具体的な手段の一つがCBTの活用であり、こうした背景のもと、今回の正式採用に至った。同社は、基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる『CBT for school』の活用により、長岡市が目指す「子どもたち一人ひとりの個性が輝き、幸せを創り出していける教育の推進」に貢献していくとしている。

画像はプレスリリースから。