京都芸術大学 通信教育部の入学者数・在学生数で私学トップに

京都芸術大学 通信教育部は、2021年度の入学者数、在学生数が私立大学通信教育協会 加盟校35校のうち第1位となった。国内における大学通信教育の総在籍者数(正規課程)は、ピーク時(2005年度)の約20万人から年々減少し、2021年度にかけて約1.5割減少と厳しい状況にある中、京都芸術大学 通信教育部の入学者数は前年度比247%と大幅に増加し、在学生数は加盟校で唯一1万人を超える結果となった。

京都芸術大学 通信教育課程は1998年に開設。会社員、主婦、定年後など、あらゆる立場や職業の人々が、北海道から沖縄、海外からも集う、日本で初めての4年制の通信制芸術大学だ。社会人にとって学びやすい学習用Webサイト「airU(エアユー)」を整備し、時間や場所を選ばずに学ぶことができる仕組みを整えている。また、20年余りの実績を持つ細やかな添削指導も特長の一つだ。

社会人教育のニーズが高まる中、コロナ禍においてオンラインの利用が日常的で身近になったことを受け、これまで京都芸術大学が取り組んできた通学不要・完全オンラインで学べる“手のひら芸大”がより一層注目された。2021年度にはピクシブ株式会社と提携したオンライン完結型イラストレーションコースを新設、そして、これまで対面で開講していた実技を伴う制作系の授業もオンラインで開講するなど、社会の動向を捉えながら、社会人が時間や場所を選ばずに学べる環境を整えてきた。その結果、18歳以上の若者から社会人まで、あらゆる立場・職業の人たちに専門の学びを提供する場としての支持が一層高まり、今回の結果につながったと見られる。

21.10.19news1

京都芸術大学・プレスリリースより