教育AI活用協会、小学生向け「生成AIリテラシー」動画を公開

一般社団法人教育AI活用協会は、小学生を対象とした「生成AIリテラシー」動画教材(全5本)を公開した。生成AIの教育現場での活用が急速に広がる中、子どもたちが生成AIの仕組みや特性を理解し、情報を鵜呑みにせずに判断しながら安全かつ適切に活用する力を育むことを目的としている。

新たな動画教材を公開した背景として、生成AIは学習支援や表現活動を広げる可能性を持つ一方で、誤情報をもっともらしく出力することや、個人情報・著作権への配慮が必要であるなど、利用上の課題も指摘されている。特に小学校段階では、発達段階を踏まえた丁寧な導入と体験を通した理解の形成が重要だ。

同教材は、文部科学省が示す生成AI利活用の考え方を踏まえ、「生成AIそのものを学ぶこと」「正しい使い方・向き合い方を学ぶこと」の2点に重点を置き、「生成AIに振り回される」のではなく、“道具として適切に扱う姿勢”を身につけることを目指して設計しているという。


一般社団法人教育AI活用協会・プレスリリースより。

教材は、全5本の短編動画(各5~10分程度)で構成。授業導入・学級活動・家庭学習など、様々なシーンで柔軟に活用可能で、基礎理解から応用まで、段階的に学べる構成になっている。動画視聴で要点を押さえた上で、簡単な体験活動を行い、最後に確認テスト等で理解を確かめる構成とすることで、学びの定着を支援するという。

また、授業で活用できる確認テストも、今後提供予定だ。一般社団法人教育AI活用協会では、学校現場での活用事例を収集しながら効果検証を行い、より扱いやすく、学びにつながる教材へと継続的にアップデートしていくとしている。