全国初、町内の全公立中学校がIB認定校に 北海道鹿追町

北海道鹿追町教育委員会は1月13日、町立の鹿追中学校と瓜幕中学校が、国際バカロレア中等教育プログラム(IB MYP)の認定校になったことを公表した。

鹿追町では2022年に町立2中学校へのIB MYP導入を決定し、2023年春に両校がIB候補校となった。同年秋以降、IB MYPに準拠した授業へ段階的に移行し、2024年度からは完全準拠の授業を実施。2025年11月、国際バカロレア機構による授業視察や各種確認が行われ、12月に両校ともIB MYP認定校として承認された。

Photo by あんみつ姫/ Adobe Stock

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は国際バカロレア機構(本部スイス・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。IBは主に「初等教育プログラム(PYP)」、「中等教育プログラム(MYP)」、「ディプロマプログラム(DP)」の3つのプログラムからなり、文科省ではグローバル人材育成の観点から国際バカロレア(IB)の普及・拡大を推進している。

国際バカロレアの認定を受けている学校は、世界160の国と地域で約6,000校(2025年11月時点)。日本における認定校等数は271校ある(同年9月30日時点)。鹿追町の発表によると、学区制の公立中学校でIB認定を受けているのは、同町の2校を含め全国で3校のみに留まり、自治体単位で公立中学校すべてがIB MYPに認定された事例は、本町が全国初だという。

鹿追町教育委員会は「今回のIB MYP認定は、あくまでスタートラインです。IBという国際的な教育フレームワークを活用し、子どもたちが自らの人生を主体的に舵取りし、将来にわたって学び続けていける力を、地域とともに育んでまいります」とコメントしている。