インドの大学生と日本企業のマッチングプラットフォーム 提供開始

テクノロジー分野における日印連携プラットフォームを構築するTech Japanは、インド工科大学(以下、IIT)およびインド経営大学院(以下、IIM)と連携し、日本企業がIITおよびIIMに在籍するハイスキル学生の獲得を支援するデジタルプラットフォーム「Tech Japan Hub」の提供を、9月28日より開始することを発表した。

企業のDX化が進む中、ITソフトウェア人材を中心とした人材獲得の需要が拡大し、特に世界でIT・デジタル人材を最も輩出しているインドからの人材獲得が激化している。しかし、日本企業がインド人材を採用するには課題も多く、インド人材採用の障害になっていた。同社は日本企業およびインド大学からの要望を受け、これらの課題を解決し採用を加速させるためのオンラインプラットフォーム「Tech Japan Hub」を開発した。

「Tech Japan Hub」は、コロナ禍で日本企業がインドに訪問することなく、インドの優秀な人材の募集や選考ができるプラットフォーム。企業情報やインターン募集を1つのフォーマットに入力するだけで、提携大学および在籍学生に共有することができる。また、一定期間の業務を通じた評価により、ミスマッチを低減してオファーができるようになっている。 

「Tech Japan Hub」の本格導入に先駆けて2021年3月から7月に行った実証実験では、IITの学生から1,000名を超える応募があり、「Tech Japan Hub」を活用し選考を通過した約50名の学生がオンラインでインターンシップに参加、最終的に10名を超える学生が企業から内内定を獲得した。

21.9.29news2