高等学校教員向けに「統計検定」の無償提供を実施 統計質保証推進協会

一般社団法人日本統計学会と一般財団法人統計質保証推進協会は2月26日、2022年から高等学校で実施される新学習指導要領の円滑な実施のための理数科・情報科の教員研修の一助として、高等学校の教員等を対象とした「統計検定」の無償提供を実施することを発表した。

2020年8月、日本学術会議の提言「新学習指導要領下での算数・数学教育の円滑な実施に向けた緊急提言:統計教育の実効性の向上に焦点を当てて」では、「教員に対しての統計教育の研修・講習を全国津々浦々に行き渡らせるべきである」と表明されている。

こうした提言に応えるために、一般社団法人日本統計学会と一般財団法人統計質保証推進協会は、全国の理数科・情報科の教員研修の一助として、高等学校教員等を対象とする「統計検定」(文部科学省、総務省、経済産業省、厚生労働省、内閣府後援)の受験の機会を無償で提供することとした、としている。本事業は日本学術会議と連携した試みで、受験機会は各都道府県を通して提供するもの。

詳細は下記リンク先から。

https://qajss.org/fd.html

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