事業構想大 現役最終段階世代が共創し、新事業を構想する「研究会」が始動

事業構想研究所が実施する「Second Life-Designプロジェクト研究」は、現役最終段階世代が培ったスキルを活かし、新たな価値創出を構想するプログラムだ。参加研究員の第二の人生を設計するとともに、企業の人事課題解決や少子高齢化に伴う社会課題解決にも貢献する。

人生100年時代における
新たな価値創出の機会を提供

事業構想大学院大学の附属機関「事業構想研究所」では、事業構想修士課程のカリキュラムのエッセンスを活かし、様々なテーマで「プロジェクト研究」を実施している。参加者は「研究員」となり、自らのスキルセットを活かして、社内外や地域社会で新たな価値を生み出す、実行可能な事業構想計画書を策定する。

プロジェクト研究は原則10~15名の研究員で構成され、基本的に月2回、1回4時間、1年間で24回開催。担当教授がコーディネートとファシリテーションを行い、研究員の知見を高めながら推進していく。

2025年9月~2026年3月には、三井住友信託銀行の1社型プログラムとして、「Second Life-Designプロジェクト研究」を実施。この研究会では、研究員(現役最終段階世代)が自らの第二の人生で会社や社会とつながりを持ち続け、社会に貢献し続けることで、充実した人生設計を可能にする事業構想を検討している。

三井住友信託銀行は2024年の創業100周年を経て、「挑戦」をテーマとする中で、人事制度を自律的な成長と「選び・選ばれる関係」を重視する未来志向へと大きく変化させている。この変革期において、ミドルシニア層の新たな学び直しが必要と判断し、本プログラムの導入を決めた。

参加研究員は、法人事業、個人事業、投資家事業、不動産事業、マーケット、経営管理、調査部門など、多様な部門のメンバーで構成されている。担当教員は、ライフキャリアも研究する、事業構想研究所の原尻淳一客員教授だ。

さらに事業構想研究所では2026年5月、複数社型のSLC(Second Life-Design)プロジェクト研究を開始する予定だ。現役最終段階世代のセカンドライフ支援に取り組む企業や、現役最終段階世代を活かして社内新事業創出を目指す企業などが対象で、現在、参加研究員を募集している。

研究員はイノベーションを体系化した実践的な学びを得るとともに、アカデミア・経営者・実務家など様々なゲスト講師の講義により新たな視野の獲得に加え、研究員同士の人的ネットワークの構築も可能となる。

人生100年時代において、現役最終段階世代の活躍促進は企業の人事課題解決にとどまらず、少子高齢化に関連する社会課題解決にも貢献する。SLCプロジェクト研究は個人のセカンドライフ設計と企業の持続的成長、そして社会全体の活性化を同時に実現するプログラムとして、今後さらなる展開が期待される。

SLC(Second Life-Design)
プロジェクト研究(複数社型)概要

実施期間:全24回、2026年5月開始予定
定員:10~15名(※1社から1~3名の参加)
会場:事業構想大学院大学/オンライン
対象:・現役最終段階世代のセカンドライフ支援に取り組まれている企業
・現役最終段階世代を活かして社内新事業創出を目指されている企業 など
プロジェクト構成員:教授、客員教授、プロジェクト研究員、ゲスト講師
申し込み期限(1次締め切り):2026年3月末日