文科省が成長分野におけるリカレント教育推進事業の採択結果を公表

文部科学省は6月20日、令和4年度「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」の採択結果を公表した。 

同事業は、デジタル・グリーン等成長分野に関する能力を身につけた即戦力人材を社会に輩出するため、大学・高等専門学校等に対し、産業界や社会のニーズを満たすリカレント教育プログラム開発・実施・横展開に向けた支援を行うもの。併せて、大学におけるリカレント教育事業を定着発展させるため、ニーズ把握からプログラム開発を一体的に実施する体制整備を支援する。

今回、日本学術振興会が設置する「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業委員会」における審査を踏まえ、「A:デジタル分野・グリーン分野リスキルプログラムの開発・実施」、「B:重要分野のプログラム開発」、「C:各分野のエキスパート人材育成に向けたプログラム開発・実施」、「D:リカレント教育モデルの構築による大学院教育改革支援」の4メニューから、88プログラムが採択された。

このうち、事業構想大学院大学は、Aから「社内DXクリエイター養成プログラム」「ネクスト地域イノベーター養成プログラム」、Bから「観光まちづくりプロデューサー養成プログラム」の3プログラムが採択された。88プログラムの詳細は、URLから確認できる。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_00005.html

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