凸版印刷 OJTをDXで支援するソリューション開発、β版を無償提供

凸版印刷株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴)は、OJTにおける人財育成をDXで支援するソリューション「SODACHi&(R)(ソダチト)」を開発し、来年2月からの本格的な販売に向け、2022年11月からβ版の無償提供を開始すると発表した。

同ソリューションはPCやスマートフォンなどの端末を通して、メンバー、コーチ、HR(人財育成の管理者)のユーザーが関わり合いながら、現場実務における人財育成活動を支援し、人財の成長促進に寄与するアプリケーション。

定年延長や副業解禁といった社会情勢の変化により人財育成を必要とするシーンが今まで以上に増えると予想されており、また、企業のDX推進やテレワークの拡大などを背景として、デジタル環境での人財育成の対応が求められている。

加えて、実務における人財育成は現場でOJTなどを通じて行われることが多いため属人化しがちで、仕組み化されていないことが課題となっている。

今回開発されたソリューションでは、こうした課題を解決をするため、凸版印刷がこれまで培ってきたデータ管理・運用、コミュニケーションをデザインするノウハウなどを活かし、OJTに必要な機能や育成に関わる対話をデジタルで支援する。

具体的には、「経験学習サイクル」に基づいたタイミングで内省を促す設問の自動配信、「1on1ボード機能」による成長意識や成果の共有、「グループボード機能」によるメンバー同士でのコメント投稿・閲覧、「ダッシュボード機能」による成長・育成の過程や進捗の可視化といった機能が搭載されている。

本格販売時の想定価格は1IDにつき2,000円~を予定(初期費用別途)。β版は試験提供のため、無償で利用できるという。

22.10.14news2

凸版印刷株式会社のプレスリリースより