産官学金連携のコンソーシアムで高度人材活用による地方創生を

「ふくい企業価値共創ラボ」は大都市圏の中核人材を福井県の未来を担う企業とマッチングし、企業の抱える経営課題の解決に取り組み、地域企業の付加価値の創造と外部中核人材による地域活性化を図る実践型リカレントプログラム。その取組みについて話を聞いた。

「ふくい企業価値共創ラボ」
プログラム開設の背景と特徴

田中 尚人

田中 尚人

協同組合全国企業振興センター(アイコック)理事長
2020年6月協同組合全国企業振興センター代表理事理事長に就任。協同組合アドビジネスセンター理事長も兼任している。

「ふくい企業価値共創ラボ」は、大都市圏の中核人材を、福井県の経済成長を担う地域企業とマッチングし、経営課題解決に取り組むプログラムだ。外部中核人材の登用により地域企業に付加価値を創造し、地域活性化を図る。参加者には、実践型リカレント教育を実施し、参画企業とのマッチング・定着までフォローするという。本プログラムは、協同組合全国企業振興センター(通称:アイコック)、福井県、福井県立大学、福井銀行・福邦銀行による産官学金連携のコンソーシアムで運営されている。発足の背景を、異業種企業の協働を推進するアイコック理事長の田中尚人氏はこう語る。

(※全文:2380文字 画像:あり)

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