「令和の日本型学校教育」の構築へ~中間まとめ(案)を公表 中教審

中央教育審議会の初等中等教育分科会は第127回の会合をオンライン形式で開催し、「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(中間まとめ(案))」について検討をした。

中間まとめ(案)では、総論として2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿として、個別最適な学び(「個に応じた指導」(指導の個別化と学習の個性化)を学習者側の視点から整理した概念)と、協働的な学びを往還することを前提として掲げている。 

また、各論として9年間を見通した新時代の義務教育の在り方では、小学校高学年からの教科担任制の導入における教師の負担軽減等や小中学校の連携促進が盛り込まれ、新時代に対応した高等学校教育の在り方では、「普通教育を主とする学科」の弾力化・大綱化(普通科改革)や、各学校の入り口から出口までの教育活動の指針として3つのスクールポリシーの策定が盛りこまれている。

今後、中間まとめ(案)を議論の上、10月中旬に中間まとめ報告が、11月13日に答申(素案)が公表される見込み。会議資料の詳細は下記リンク先から。

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/11/1422470_00014.htm

20.09.29news1

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