JR東日本とシンガポール国立大学、スタートアップ支援で連携

東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)とシンガポール国立大学(NUS)は、日本とシンガポールを中心とした東南アジア地域におけるスタートアップエコシステムの構築に向け、スタートアップ企業の海外進出や、更なる国際交流機会の創出を共通の目的として、2023年9月19日に覚書を締結した。

2024年度末にまちびらきをむかえる「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、イノベーションと起業の拠点を整備する。シンガポール国内最大のインキュベーション施設「BLOCK71」が世界各国に有する拠点と連携することで、JR東日本の多様な実証実験フィールド、シンガポール国立大学のグローバルネットワークといった両者の強みを活かし、相互にスタートアップ企業の海外進出を支援する。

スタートアップエコシステムの構築に向けた取り組みの一環として、9月11日~15日、シンガポール国立大学の起業支援部門であるNUS Enterpriseが運営するインキュベーション施設「BLOCK71」会員の海外スタートアップ企業と、協業によるイノベーション創出を目指す日本企業を対象として、ビジネス支援プログラム「MARKET IMMERSION PROGRAMME JAPAN」を共同で開催した。今後は、起業家教育の分野でもシンガポール国立大学との連携を深め、「NUS Overseas Colleges」の展開など、国内外の大学との連携を支援するとしている。

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東日本旅客鉄道株式会社・プレスリリースより