日本経済大学が社会起業探求プログラム「SOCIAL IMPACT」を開始
日本経済大学は4月20日より、ビジネスを通じて社会課題を解決するリーダーシップ人材育成を目的に、社会起業探求プログラム「SOCIAL IMPACT」を導入したカリキュラムを展開すると発表した。世界で顕在化する社会課題の現実を知ると同時に問題の本質を見極め、ビジネスを通じた解決策の提案をすることが要求されるハードルの高いプログラムだが、導入により新たな価値を生み出す力や問題解決力などを養うことを目指している。
「SOCIAL IMPACT」は、13カ国で35のソーシャルビジネスを起業し、貧困、差別・偏見、環境問題などの社会問題の解決に挑む株式会社ボーダレス・ジャパンによる、社会課題解決に挑戦する探究プログラム。「非効率とされて置き去りにされた人や場所を含めて、ビジネスで社会をリデザインする」をテーマにしている。同プラグラムの九州での展開は初。
ボーダレス・ジャパンでは、社員自らが向き合いたい社会課題とビジネスモデルを提案し、承認された場合は自らが社長となり起業するというユニークな事業形態をとっている。日本経済大学のプログラムでは、ボーダレス・ジャパンにおいて教育課題の解決に向けて事業化されたTomoshi Bito株式会社より、廣瀬智之代表取締役社長をパートナーとして迎えて行う。