パーソル、英オックスフォード大学とWell-beingの研究を開始

「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区)は、英オックスフォード大学と“はたらくWell-being”に関する博士研究員フェローシップを開始した。パーソルグループでは、はたらくことを通してその人自身が感じる幸せや満足感を“はたらくWell-being”と定義している。

今回、パーソルグループが2021年から毎年実施しているGallup World Pollを通じて得る3つの質問を使用して、“はたらくWell-being”の理解を深めるための研究を行う。3つの質問とは、「あなたは、日々の仕事に、喜びや楽しみを感じていますか?」「自分の仕事は、人々の生活をより良くすることにつながっていると思いますか?」「自分の仕事や働き方は、多くの選択肢の中から、あなたが選べる状態ですか?」。Gallup World Pollの他設問との掛け合わせで同3問を分析し、「仕事への熱意、やりがいなどワークエンゲージメントが高いことと、その人が主観的に感じる“はたらく”の喜び・楽しみの度合には相関性がある」「仕事やはたらき方の選択肢が多いことと、その人自身の未来への期待には相関性がある」ことが明らかになっている。

今回、博士研究員フェローには、英オックスフォード大学でサマーヴィル・カレッジのジュニアリサーチフェローも務める、George Ward氏が着任。監修には同大学のWellbeing Research Centreを指揮し、国連が発行するWorld Happiness Reportの編集者も務め、経済学と行動科学の教授であるJan-Emmanuel De Neve氏、また、米ニューヨーク大学 School of Global Public Health助教授であり、Wellbeing for Planet Earth FoundationでExecutive Advisorを務めるAlden Lai氏もアドバイザーとして活動している。

パーソルグループでは研究を通じて、“はたらくWell-being”の知見を深め「はたらいて、笑おう。」の実現につなげていく。多様なはたらき方や学びの機会の提供を通じて一人ひとりの選択肢を広げ、はたらく自由を広げることで、個人と社会の幸せを広げることを目指すとしている。

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