多様な主体と連携し、地域に根ざした学校づくりを推進

徳島市内を流れる沖洲川のほとりに位置する徳島市立高等学校。学問・スポーツ・芸術を3本柱に、大学や地域、海外とも連携し、多様な価値観を持つ自律的な生徒の育成に努める。市高レインボウプランなど、同校独自の取り組みについて聞いた。

学問・スポーツ・芸術を柱に、個性や可能性を伸ばす教育

後藤 浩代

後藤 浩代

徳島市立高等学校 校長
1960年徳島市生まれ。1985年徳島県公立学校教員に採用され、高校教諭(英語)として勤務。県教育委員会指導主事、管理主事、教頭、校長を経て、2018年より現職。

1962年、徳島市内で唯一の市立高校として創立した徳島市立高等学校。理数科は県内トップの進学実績を持つ。スポーツも盛んで、沖洲川のほとりにある地理を活かして活動する県内唯一のボート部は、開校以来の歴史を持つ。

後藤浩代校長は、「本校では、学問・スポーツ・芸術を3本柱として、それぞれの分野における生徒の個性や可能性を伸ばす教育を大きな目標としています」と話す。

同校の創立は、徳島市が米・ミシガン州サギノー市と姉妹都市を提携したのと同時期。そうした背景もあり、開校以来…

(※全文:2095文字 画像:あり)

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