中高プログラミング共通テスト「P共通テスト」を始動 バンタン

「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとする株式会社バンタン(本部:東京都渋谷区)が運営する、AIプログラミング、WEBデザインなどIT専門スクール「バンタンテックフォードアカデミー」は、ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」(本社:東京都港区)と協業し、中高プログラミング共通テスト「P共通テスト」を始動する。全国の中高生のプログラミング能力の向上を目指し、才能ある中高生を社会へ繋ぐことで、急速に進むデジタル社会が抱えるIT人材不足をサポートする考えだ。

AI化や新型コロナウイルスの影響を受け、デリバリーサービスや遠隔操作システムなどのアプリ、Webサイトの開発でITの急拡大を強いられる中、2030年にはIT人材が最大で79万人も不足すると言われている。また、2020年より小学校でのプログラミングが必修科目となり、プログラマーが「なりたい職業」の上位にランクインするなど職業としての認知は高まってきているものの、子育て世帯の約9割が家庭でのプログラミング教育を実施していないとし、ITを巡る課題は数多くある。

そうしたIT業界の課題解決の一助となるよう、バンタンは「P共通テスト」を始動する。「P共通テスト」は、プログラミングの初学者からエンジニアを目指して学習している全ての中高生を対象に、現在の自分がプロのスキルに対してどのレベルにいるのかを理解できるテストだ。

また、問題構成が「情報Ⅰ・情報Ⅱ」を考慮していることから、今後導入を予定されている「大学共通テスト」に対する実力の参考として活用することも可能となる。今回は、ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を提供するpaiza株式会社が、オリジナルのプログラミングスキル評価機能「paizaスキルチェック」で得たノウハウを活用してテスト問題の監修と採点を担当する。

バンタンは、「P共通テスト」により中高生のプログラミング能力の育成をサポートし、才能のある人材を社会へ繋ぎ、IT業界が抱える人材不足に貢献する。また、将来的には、「漢検」や「英検」のように、中高生がプログラミングスキルを測る共通テストとして定着させることを目指している。

21.10.19news3