学習サービスにChatGPTを導入、問題文の自動生成が可能に

IT・AIシステムの開発・運用を手掛けるSurpassOne株式会社(本社:東京都新宿区)は、同社が提供する能動学習サービス「SurpassOne(サーパスワン)」において、ChatGPTにより問題文の自動生成が可能になったと発表した。

学習サービスSurpassOneは、国家試験や人気資格、知識やスキルアップのための問題集など幅広い分野で作成・販売・購入が可能なCtoCプラットフォームだ。問題作成をする講師にとっては副業や本業に向けたステップアップ、受講生にとっては就職や転職、リスキリングなどに役立てることができる。

これまで問題集を作成するにあたって、問題文や選択肢、解説を全て講師自身の言葉で作成し、手入力が必要だった。しかし、問題数を増やすごとに講師の負担が大きくなり、また、誤字脱字も懸念されていた。

SurpassOneでは、高度な文章生成能力を備えたChat GPTの機能を活かし、問題文の自動生成を可能にした。これにより講師が作成する問題文に匹敵する質の高い問題文を自動生成し、且つ、効率的な問題文作成ができるようになったという。また、Chat GPTは膨大な量のデータを学習しているため、様々な分野の問題文を自動生成することが可能であり、幅広い分野の講師が利用できる。

SurpassOneは今後、学習コンテンツ作成において、より幅広く効果的にAIを活用できるように、学習コンテンツの生成・編集に特化した自社独自の大規模言語モデルの開発を進めていくとしている。

230407news2

SurpassOne株式会社・プレスリリースより